「まつもっと」とは

What's Matsumotto?

竹田市中央公民館 松本分館での集合写真

概要

「コミュニティ まつもっと」は、地域の課題解決や人材育成に取り組むための新組織として2024年に設立されました。組織の名称やスローガンは、住民の皆様から、アンケートを通してたくさんのご意見をいただき、決定しました。

組織名
コミュニティまつもっと
スローガン
みんながつながる笑顔のまつもと
地域が目指すもの
  • 住民一人ひとりの意見を聞く組織
  • 全員参加型で仲の良い組織
  • 活発で楽しい組織
  • 参加しやすい組織

組織運営の中で
大切にしていくこと

松本地区の住民全員が対象となる
事業・仕組みを考える
2022年度に実施した住民アンケートでは、「参加したくても参加できない時間に事業が開催されている」「対象者が高齢者のものばかり」というご意見がありました。コミュニティまつもっとでは、若い方を含む松本地区に住む住民全員が、楽しく関わることができる仕組みや組織体制を考えました。今後も引き続き検討していきます。
小規模自治会の運営をサポートできる
仕組みを考える
松本地区は、自治会ごとの規模にばらつきがある地域です。世帯数で比較しても、下矢倉団地、下矢倉、松円といった自治会は、世帯数も60から100と多い自治会です。一方、10戸以下の小規模自治会もあり、自治会運営に苦慮されています。その上、10戸以下の自治会は高齢化率がかなり高い状況です。こうした小規模自治会を地区全体でフォローする仕組みを考えていくことができる組織の体制を考えました。今後も引き続き検討していきます。

5カ年計画書

準備委員会では、各部会の今後5年間の活動計画について検討を行いました。各部会では、まず「自分たちがこの活動であれば取り組めそう」と思う活動、「この活動は3年以内にしたほうが良い」と思う活動、「すぐにはできないけど5年以内であれば取り組めそう」と思う活動の3つに分けて検討しています。
詳細な内容や新規の活動、既存の活動の見直しについては、各部会で引き続き検討していきます。また、松本地区の代表的な行事である「弓まつり」についても改めて検討しました。

地域計画書PDF

発足までの経緯

地方の抱える問題はここ松本地区でも例外なく、過疎化・超高齢化により住民が抱える悩みが多々聞かれるようになりました。
特に、現状と課題について以下の3点が挙げられました。

  1. 組織や「役」の見直しを進め、地域の中で組織や団体の情報を整理し、
    担い手になりたくなるような仕組みをつくることが必要ではないか?
  2. 小規模自治会の運営をサポートできる仕組みが必要ではないか?
  3. 人口も若い人も多いが、世代間・多世代交流ができていないのではないか?

そこで各地区の課題は全体の問題として捉え、可能な限り地域で解決策を導きだし、手に負えない部分を行政に頼るという、自立した地域を目指して新しい組織づくりに取り組みました。

2021年8~11月
松本地区の各組織へ「地域運営組織にむけての竹田市の方針」について説明
2021年12月
松本地区福祉懇談会へ「地域運営組織にむけての竹田市の方針」について説明
2022年2月
各自治会へ「地域運営組織にむけての竹田市の方針」について説明
2022年3月

松本地区「地域コミュニティ」検討委員会の発足

検討委員会の経過
検討委員会(毎月1回):計11回
役員会(毎月1回):計12回
第1回住民アンケート調査を実施
2023年3月

地区社協と合同で「よっちはなそう会」を開催
松本地区「地域コミュニティ」設立準備委員会の発足

準備委員会の経過
準備委員会(毎月1回):計12回
役員会(毎月1回):計18回
第2回住民アンケート調査を実施。
2024年2月
地区社協と合同で「よっちはなそう会」を開催
2024年5月
「コミュニティまつもっと」設立
よっちはなそう会の様子
わかもの会議の様子
設立総会の様子

「みんながつながる 笑顔のまつもと」をスローガンとし、地域の身近な課題を住民の意思に基づき自主的に解決し、良好な地域社会の維持及び地域の発展に資する事を目的としています。

組織図と
活動の進め方

既存組織では事業を消化することだけで精一杯でしたが、新組織では事業の見直しや地区の課題に対して対応できるよう四役会議で『調整』をしていきます。
そのため優先順位を全体で決め、重要事項は全体で連携・調整ができる仕組みとなっています。

組織図再編図PDF

部会の活動

防災講演会の様子
防災安全部会
近年頻発する災害に備え、自分の命を守るための防災対策や交通安全の意識を高めることを目的に、防災訓練の実施や、交通ルール・マナーの定着に向けた活動を推進します。
健寿会の様子
福祉部会
松本地区の住民一人ひとりが、子どもから高齢者まで安心して楽しく暮らし、心と体の健康が維持できる活動を推進します。そのために福祉委員、愛育保健推進員、民生児童委員、主任児童委員、暮らしのサポートセンター竹田西部なんせい代表、竹田市食生活改善推進協議会竹田支部「しらゆり会」代表等で連携を図ります。
稲刈り体験交流会の様子
スポーツ交流部会
【会うって大事!!笑顔で交流】を松本地区の合言葉とし、スポーツを通じての多世代交流を大きな目的としながら、多くの皆さんの健康維持と活動力が高められる明るい地域住民の交流づくりを目指していきます。また5か年計画の中で取り組めそうな活動を他部会と協力しながら進めていきます。